ブログ

子どもはいつか親になる:近くに助産師さんは居ませんか?

2019年07月22日

へその緒の会の浅井あきよです。

先日、
幼稚園児だった男の子が妹のいるおなかに話しかけていたが
今は妻のおなかに話しかけている。

という話を書きました。

前後するように、このような問い合わせも。

 

「先生、お久しぶりです。
いまも、おなかの赤ちゃんの事やっていますか?」

というお電話です。

 

「今度、うちの◎◎ちゃんが結婚して
今妊娠4か月なんですけど
私3人、助産院で産んでとてもよかった。

私の産んだところとてもよかったから
問い合わせたら
もうないのですって。

先生が高齢になってやめたそうで。

あきよ先生に聞いたら
どこかご存知のところないかな?って

というお問合せでした。

 

お産ができる助産院は、ある地域と
全くない地域があります。

国立、立川、国分寺などには多いですが
葛飾、足立、墨田区にもあります。

 

さっそく近くの
入院して出産できる助産院の電話番号など
お伝えしました。

 

いろんな条件で、受けてもらえるとか
もらえないこともあるから
まずは聞いてみてね。と。

 

先日の男の子
今度の女の子

子どもは日々成長して
やがて親になる可能性を持っているのだ

と当たり前と言えば当たり前のことですが

あらためて、思ったのでした。

 

(浅井あきよ・記)

幼稚園の時ママのおなかの赤ちゃんに話かけた男の子が、今、妻のおなかに話しかけている!

2019年07月20日

へその緒の会の浅井あきよです。

蓮の華が咲く朝
かつて幼稚園に通っていたU君のお母さんと
ぱったり会いました。

 

「あきよ先生、今も胎内からの子育て、とか
やってますか?」

 

「ええ、今はへその緒の会、というのを作って
おなかの中からの子育て、大事って言っているのよ」と言って
三つ折りパンフを渡しました。

 

20年以上まえ園児だったU君が
結婚して奥さんが妊娠中とのこと。

 

私のレッスンのことを聞いて
ああ、仕事をしているので
平日はこれないなあ。と

 

「レッスンには来られなくても
赤ちゃんに、声をかけてあげてね!」

と言うと

「それなら、やっていますよ!
私が教えなくても、やっているんです」

 

「息子は幼稚園のときに
〇〇〇を妊娠中の私のおなかに向かって
『元気で生まれてくるんだよ~』とか
『兄ちゃんだよ~』とか
話かけてくれていたんですよ。

『元気で生まれてくるんだよ~』って
いうのも、早産になったら大変だから
ちゃーんと言葉を選んで言ってくれていたんです。

今も、奥さんのおなかに手を添えながら
よく話しかけているんですよ!」

との事でした。

 

「それはよかった!
子どもの時から身についているとは
すごい!

それなら、安心。
み~んなの気持ちが集中して
きっといい子が生まれる!」と拍手。

 

30年以上前
私が「おなかの中から子育てははじまっているよ!」
と妊娠中の方にお伝えし始めたのは、幼稚園の中ででした。

 

当時、幼稚園に入園したママにそういうのは
タイミング悪すぎと思って
妊娠している人だけの会を開いて、言っていました。

 

園長として、園児と接する立場にもいたので
ママが妊娠している子には、

「おなかの赤ちゃんは○○くんの声も聞いているよ
朝は『おはよう』って言ってあげてね。
おなかの赤ちゃんは、お兄ちゃんの声だって
ちゃんとわかるよ」

などと、お願いしていました。
多くのお子さんがそれを聞いて
素直に実行してくれていました。

 

20年以上たって
このような形で成果を知ることになるとは!

 

ステキなお話聞いた、と思いました。

いいパパになりそうなU君にも会ってみたいな!

 

(浅井あきよ・記)

自分を愛する 自分を好きになる

2019年05月04日

平成から令和にかわる長い10連休の初日の4月27日

私は、山川亜希子さんに初めてお会いしました。

山田征さんと山川亜希子さんのお二人が講師という

講演会に参加したのです。

 

山川亜希子さんは

夫の山川紘矢さんと共に

「聖なる予言」その他

さまざまなスピリチュアルな本を翻訳されています。

夫の紘矢さんは東大法学部卒のエリート官僚

 

1943年生まれの亜希子さんは

まだ4年制大学に行く人が少ない時代に東大を卒業している

エリートコースまっしぐらの人生です。

そのお二人が40代になってから

いままでとは、全く無縁の世界に入っていく

これはこれでとても不思議な話ですが

今日は、亜希子さんが

お話の最後に言われたことを取り上げます。

「自分自身を愛すること」

また、言葉を代えて言えば

「私はこのままでいい、と自分自身を許すこと」

このことがいちばん大事、ということを

私はこれからも皆さんに伝えていきたい。

とおっしゃったのです。

そして、例を挙げて

私は40歳まで自分自身が大嫌いでした。

自分自身を嫌っている、とか

認めていないということにも気が付かず

でも、自分で自分を認めていないので

学校ではいい成績をとって先生に褒められる

ということで、自分の価値を見出していました。

仕事をしている時は、

一か月に100時間を超えるほどの残業をしていたのですが

それは成果を出して評価されるためでした。

常に自分がダメという前提があり

その埋め合わせとして

周りからの高い評価を得ることを

がんばってきたのです。

40歳の時に自分が自分を大嫌いだということに気が付き

そこから自分を好きになる事

このことこそがいちばん根底にある大事なことだと気が付きました。

とお話したのです。

短い時間でしたが、そうか、そうだったのか。と思いました。

戦前に二人の姉の次の3女として生まれて

おなかの中にいる時から

男の子を望んでいることきっとわかっていたのでしょうね。

弟さんが一人いるということですから

自分はいらない子なのだ、と子ども心に思っていました。

ということでした。

また、小学校4年生のある時

先生に褒められたことがきっかけで

急に優等生人生を生き始めて

東大に合格

エリートと25歳で結婚

以来40歳までそうやって生きてきたのだといいます。

25歳で結婚して

しかしお子さんには恵まれずに

30歳になって初めて会社勤めをした

といういきさつも

仕事で成果を出さなくてはという気持ちに

ますますなったのではと思います。

山川亜希子さんのお話を聞こうと思ったのは

そのような亜希子さん自身のことを全く知らないままに

私は2度も知らない人から

山川亜希子さんですか?と

声をかけられたことがあり、、

更に人工知能が判別しているはずの

Facebookのタグ付けで

山川さんの画像が、私として認識されて知らせが来るということが

あったから、なにかご縁を感じました。

山川さんのお話を聞き

私自身も、へその緒の会で活動している原点は

「自分自身を好きになってほしい」

「生まれてくる赤ちゃんが自分は生まれてきてよかった!」と思ってほしい

「自分は歓迎されて生まれて来た!」と思ってほしい

ということだったので

今日はお話を聞けて良かったと思いました。

そして私自身、まだいまだに

自分の顔を好きでないと思っているところが

少し残っているので

このことを卒業しなさい!という

天の声なのかな?とも思ったのでした。

その声に耳を傾けるように、これからも

自分を好きな子どもが増えるようにとの願いから

【おなかの中からの子育てレッスン】を行なっています。

(浅井あきよ・記)

お産の不安が消えて子育てが楽しくなるレッスン

2019年04月16日

「へその緒の会」の浅井あきよです。

私の行なっている「おなかの中からの子育てレッスン」
今までに助産師や看護師の方々も妊娠中に受講しています。

そして、感想にはこんなことが、、、。

「妊婦さんがみんな
このレッスンを受けてお産に臨んでくれたら
お産は今よりもっと、スムーズに進むのに、、、」
と言ってくれた人もいます。

「保健所の母親学級とはまた違った
心にすっと入ってくる出産準備だと思いました」

「おなかの赤ちゃんが一層、愛おしくなりました」

「仕事柄つい<もしもの事>の方にフォーカスしがちだったけど
このレッスンを受けたら<心配以外のポジティブなすること>があって、
実行できました」

など、
お産の現場にいる専門家もその価値を認めてくれています。

そのレッスンが再開します。

「おなかの中からの子育てレッスン」のグループレッスンが
この4月23日(火)から、レギュラー開催します。

2019年12月までの毎月の日程を発表しました。
https://www.heso-no-o.jp/ninshin/onakagroup/

日程が決まっている方が、参加しやすいでしょうし
グループレッスンは
自分以外の妊婦の人の話も聞けるというおまけもついてきます。

それで、グループレッスンを定期開催します。

この4月からは
妊娠中の方のほかに、
妊婦のサポートをする立場の方も受付けていますよ。

詳しくはこちらを御覧くださいね。
https://www.heso-no-o.jp/ninshin/onakagroup/

妊娠中は心身の変化の激しい時。

妊娠と分かったと同時につわりが来て
荒波にもまれるように渦中にいるうちに
あっという間に、まる9カ月が過ぎてしまいます。

でも、妊娠中だからこそ
生まれる前だからこそできることがあります。

それが、おなかの赤ちゃんと
しっかり心を通わせること。

また、妊娠している自分に
心地よい時間をプレゼントすること。

ママが心地いいことは
おなかの赤ちゃんにとっても心地いいこと。

だからその時間は、
赤ちゃんへのプレゼント時間と
なります。

そして、それは、むずかしいことではなく
誰でもすぐにできることなんです。

では、妊娠中の方が近くにいたら
「おなかの中からの子育てっていうのがあるよ」って
知らせてあげてくださいね。

まずは本からという方は
「おなかの中からの子育て」(WAVE出版)

を読んでみてください。
Amazon  楽天

このレッスンが始まるに至った
7日間の無料メール講座
「胎教レッスンがうまれるまで」も、ありますよ。
https://www.heso-no-o.jp/mailmagazine/

浅井あきよ・記

お花見の感想いただきました②

2019年04月12日

今年はお花見を開花に合わせて2回開催させていただきました。
参加の皆様から感想をいただきましたので
ご紹介させていただきます。

◆前回のご感想はこちら
https://www.heso-no-o.jp/blog/20190327/

◆今回のご感想

金町駅を降りて、昭和レトロな町並みでゆったりしながら、
途中には、学校や公園もあり桜も咲いていて、
とてもワクワクして会場まで、向かいました。
大きな鐘の音を聴いて、自分の中にもバイブレーションが起きる感じで、
調律された気がしました♪

お茶も頂いたのですが、同じ敷地の幼稚園で、その器の作家の先生の陶芸展まで開かれていて、
器も買って帰ることができて、ラッキーでした!
初めてお会いした、浅井さんの優しい語り口もとても素敵で癒される時間でした!
お庭には、花が咲いていて、その解説等もしてくださり、帰りにはお花も一枝いただき嬉しかったです♪
また、イベントがあったら、是非参加させて頂きたいと思います!
(ひろみさん)

鐘をつく経験は、めったにできることではありませんので良い経験をさせて頂きました。
鐘の音は人によって様々ですね。胸に響く音色でした。
お堂の中から、美味しいお抹茶とお菓子を頂きながら、
咲き始めた桜を観るのは、なんとも贅沢な時間に感じました。
(かえるさん)

今後もイベントを開催してまいります。お気軽にご参加ください 🙂

https://www.heso-no-o.jp/

お花見と20秒瞑想 感想いただきました①

2019年03月27日

お寺の本堂からお花見しましょ。

鐘の音が響いている間だけ20秒瞑想しましょ。という会を開催さそました。

20秒どころではなかった!

測ってみたら、120秒です。

 

ご〜〜〜~~が消えていくまで。

 

除夜の鐘のような釣鐘ではありません。写真のような、ボウルを大きくしたような鐘です。スイカも楽々まるごと入る大きさです。

ご〜んと打つとその響きが体に波のように伝わっています。それが長いのです。120秒と書きましたが

100秒過ぎたあたりはもう、聞こえているかいないか、、、。

でも20秒ではありませんでした。45秒でもまだまだ強く響いています。来年は名前を変えなくちゃ!

 

鐘の音を聴く前にまず

足の裏を意識して立ちました。

 

足元しっかり

頭や首は柔らかくしなやかにして

立ち、

全身で鐘を受け留めました。

 

参加された方の中からお二人が感想を寄せてくださいました。

ここに載せますね。


娘のおなかに新しい命が宿っているので、
遠く離れていて直接には何もできませんが、
何かその関連のことがスッと入って来て、
「おなかの中からの子育て」の
「へその緒の会」のイベントに初めて参加しました。

あのような大きい鐘を鳴らすのは初めてで、
ちょっと緊張しましたが、鐘の響きを体で感じられて、とても貴重な経験でした。

いろいろなお話も聞かせて頂き、命をつなぐことの大切さを学びました。

お抹茶とお菓子も美味しく、心も体もホッと緩みました。

庭の馬酔木(アセビ)の花も可愛らしく、樒(シキミ)の葉もいい香りで、自然の魅力を味わえました。

あっという間に、時間が過ぎてしまいました。(世田谷区在住 典子様)

馬酔木の花です

人見知りな私でも和に入れて良かったです。

とても有意義な会でした。

時間に追われる暮らしの中で、
鐘の音をしっかりと聴き取ったり、

丁寧に入れていただいたお茶やお菓子をしっかりと味わうこと、

間を感じながら語らうこと。

昔の方も同じようにゆっくりと桜を眺めたのかな?と考えたりしながら、

日常では味わえない時間を過ごす事ができました。

また、お寺の歴史や植物の話など「へえー」というトリビア話も学べて勉強になりました。

お寺やお抹茶など、
日本人ながら、
外国人が日本に来たような感覚を味わいました。(あきこさん)

今年の開花は昨年より、少し遅めですので、
3月30日の開催の時は桜はより見ごろだと思います。
詳細・申込みはこちら
https://www.heso-no-o.jp/information/2019ohanami/

帝王切開と胎教レッスン

2019年02月01日

「胎教レッスン」の浅井あきよです。

先日、2人目を妊娠中に
私のレッスンに参加した方と
ばったり会いました。

いま幼児のお子さんは、
本当に素敵な輝くような子どもです。

冬なのでコートの下に隠れているとはいえ
ママは大きなおなかでした。

「(予定日は)いつですか?」
と聞くと
「来週木曜日に帝王切開なんです!」
とのこと。

子どもを迎えに
急いでいるところでしたので
ほんの一瞬でしたから
「じゃ元気で!」と言って別れました。

私のレッスンのことを
いろんな人に紹介してくれていたりしたので

このレッスンの価値は
認めてくれていると思うのです。

たぶん(私の想像なのですが)
帝王切開と決まっているから、、、というのが

3人目の時はレッスンに来なかった理由
なのではないかな?
と思いました。

以前にも、ほかのママに
「私、帝王切開って決まってますから。
(だから、いいです)」
と言われたことがありました。

帝王切開も立派なお産。
私、否定したりしてないよ。と
思っているのですが、、、、、。

「へその緒の会」の浅井あきよさんは
「自然派のお産のひとだから」って思われていて

帝王切開って決まっている人が
来にくいのかな?
ふと、そんなことを思いました。

帝王切開でも経腟出産でも

おなかの赤ちゃんは
おなかの中にいる9カ月間
日々いっしょに生活しているのだから
その時間が大事。

その中で、時には
おなかの赤ちゃんに集中する時間も
持てるといいね。

胎教レッスンって
赤ちゃんを大事にする時間であると同時に
ママ自身を大事にする時間

私はそんな風に思っています。

 

 

*「胎教レッスン」「おなかの中からの子育てレッスン」
ここでは同じ意味に使っています。

*写真は、
竹内正人著「ママのための帝王切開の本」
事前に知っておくと安心できる本です。

 

以前、娘のお産が帝王切開になると聞いて
相談に来た方におすすめしたところ
不安が解消したと言われました。

(浅井あきよ・記)

え?妊婦が虎になる?

2018年12月05日

表題の「虎になる」は
酔っぱらいの事ではありません。

12月1日の山上亮先生の【整体的子育て講座】
で出た話をシェアします。

 

前後の流れは略しますが

「四つん這いになってハイハイをする動き
妊婦にはとても良い」という事。

ふだんの直立の姿勢では
胎児や羊水を含めた大きくなった子宮の
重み全部が骨盤にかかるのですが、

この四つん這いでは
おなかがタランとハンモックのように下がり
腰が楽になります。

 

子宮もいつもと違う重力のかかり方になりゆったりします。
おなかの赤ちゃんものびのびできる。

逆子が治ったりという思いがけない効果も
あったりする、四つん這い歩き。

この姿勢がつらかったら
無理にする必要はないですが

こんな格好したことない、
やってみようかな?
という方はお試しくださいね。

 

四つん這いも
最初はちょっと慣れないので
背中が丸く亀のように
盛り上がっているかもしれません。

それを肩甲骨回りを緩めるように
上下、前後、左右にゆすってみると
だんだん背中がしなやかに動くようになりますよ。

 

虎になったつもりで、と山上亮先生が実演。
子どもたちも真似をして、面白かったです。

虎が獲物を狙う時の動き
肩甲骨がすごく発達して
右、左と盛り上がって見えますよね。

そんな映像、
テレビででも見たことありませんか?

あんな感じですよ。

 

逆子が心配になるのは
妊娠後期の方ですし
赤ちゃんがゆったりできる
というのも
妊娠中期~後期の場合だなあと
思いました。

 

あれ、この四つん這い
どこかで読んだことがあったなぁ

と記憶をたどって
とても古い本を開きましたら

西式健康法の、
昭和25年に刊行された本の中に
「つわり」のあるときにするといい体操として
4つ足歩きが紹介されていました。

 

手に手袋をはめて
畳のへやを8の字にぐるぐると
歩くとよい、とありました。

私は残念ながら自分の妊娠中に
試すことはできなかったので

この文を読んでいる中に
妊娠中の方がいたら

試してみて、どんな感じか?
どんな効果があったか、
ぜひぜひ実体験を教えてくださいね。

 

今後、
おなかの中からの子育てレッスン(胎教レッスン)」
でも試してみたいと思っています。

(浅井あきよ・記)

胎児は、ママの声に応答しようとしている

2018年07月28日

おなかの中の赤ちゃんは
ママとほかの女性の声を聴き分けている!

胎児のエコー画像ですが
「ママの声に反応して口を開ける」
そのような映像を見ました。

 

先日、
私が住んでいる葛飾区の
お隣の江戸川区の幼稚園で
京都大学大学院教授の明和(みょうわ)政子先生の
「コミュニケーションは胎児期から」という
講演を聞く機会がありました。

 

京大の霊長類研究所研究員を経て
現在は京都大学教育学研究科大学院教授。
人間の心がどう育つかの研究を中心に行なっている。
その研究の成果の一部は
NHKの番組にもなっています。
(「ママたちが非常事態」2018年1月3月)

 

この日
いろいろな実例をあげての
お話があったのですが
その一つは

胎児にお母さんと
他の女性の声の、録音したものを聞かせ
エコー画像でそれぞれの反応の違いを見る
ものでした。

 

それによると、
母親の声を聴いたときに、しばしば
胎児が口を開ける反応があり

他人の女性の声では、
口を開ける反応は観られませんでした。

このことから、胎児は
お母さんの声を聴き分けているだけでなく
お母さんの声に応答しようとしている

とみなすことができる。

ということでした。

 

もちろん羊水の中で声は出せませんが
口を開けるのが偶然とは言えない頻度で起り
これは将来はコトバ(口)でコミュニケーションをとる
その芽生えが胎児期からある
と考えられる
一つの証拠になるということでした。

 

私などは日ごろ
「おなかの赤ちゃんとお母さんは
コミュニケーションをとっている」
ということをつい
自明の理として活動してしまうので

このような地道な実証的な研究によって
医療の分野でも妊娠中の人に対してや
生まれたての赤ちゃんのケアをどうするといいのか
が変わっていくのだなぁ

ありがたい研究だなあと
思って聞いていました。

 

(浅井あきよ・記)

土曜日レッスン始まります

2017年12月30日

妊婦さんといえども、
現在は、お仕事を持って産前休暇まで
働いている人が多いですね。

 
そこで
この1月からは
お仕事をしている人も参加しやすいように
【土曜日】にもレッスン日を設けました。

 
「おなかの中からの子育てレッスン」
月2回のペースですが、1回目は
火曜日クラスは9日から
土曜日クラスは13日から

もう間近です。
どちらも、午後1:30開始。
75分のレッスンです。

 
1月最初のレッスンは
「大地にしっかり根付いた大きな木になる」
というイメージワークを中心に行ないます。

はじめての方でも、すぐにできます。

 
わたしたち現代人はどうしても
「頭脳」優位になりすぎます。

 
この「木になる」ワークは
自分の今ここの「からだ」に注目し、
呼吸に注目するワークです。

 
イメージワークと言うと
何か、頭で想像するもの、と
とらえる人が多いのですが
(確かに想像力は使うのですが)

 
それ以上に,
自分の「からだに気持ちを向ける」
ことをするのです。

 
「空想」に 飛んで行ってしまわないように、
しっかり大地に根を張るのです。

文字通り「地に足の着いた」人に成ります。
このワークをすることで
赤ちゃんの存在をしみじみと実感し
赤ちゃんとの絆が深まります。

 
ワークをしている時間はたったの10分。
もっと短い6分バージョンも、
3分バージョンもあり、
深いリラックスができます。

 
一人で参加するより
「ダンナさんと参加したい」とか、
「お友達やお母さんと参加したい」
という方はそれも可能です。

 
あなた自身は妊婦でなくても、
身近に妊娠中の方がいたら
よろしかったら、お勧めくださいね。

 
1月からの
「おなかの中からの子育てレッスン」
については詳細はこちら

 
(浅井あきよ・記)