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「胎教って、おなかに赤ちゃんがいない時からできるの??」

2019年08月27日

前回
【未来のママのレッスン】は

「胎教の先取り」なんですよ、
とお話しました。

すると

「えっ?
おなかの中にまだ赤ちゃんがいないのに
『胎教』ってできるの?」

「『胎教』っておなかの赤ちゃんにするのじゃないの?」

って聞かれますのでね、
そのお話をしますね。

確かに辞書で引くと

「胎教とは、妊婦が精神の安定に努めて、
胎児に良い影響を与えようとすること」

ということですから
一般的には妊娠してから、
ということになります。

ではいつからが妊娠成立か?

あなたが未来のママだったとして
考えてみてください。

それは

卵子と精子が出会った時
つまり受精の瞬間でしょうか?

でも子宮内膜に着床しなければ
まだ妊娠成立とは言いませんね。

妊娠反応があったとき?

お医者さんの診察で「妊娠です」
と言われたとき?

こうやって考えると

始まりの時

というのは
なかなか特定できないですね。

漢方の伊藤真愚先生の
「胎教」という本によれば

胎教の第一歩は、

「願うところから」

ということです。

この本には、夫婦二人が

「天に赤ちゃんを願う」

というところから
胎教がスタートする、
と図入りで載っています。

「未来のママのレッスン」では
読んだだけではなかなかできない

この願い方を、実際に
違和感なくできるように
段階を踏んで伝授しています。

これには

赤ちゃんが天から親を選んで降りてくる

という考え方が
前提にありますね。

「降臨」という言葉がありますものね。

ずーっと昔の人は
それが当然の事として

「赤ちゃんを授かった」といい

子どもをつくる、とは言いませんでした。

この
「赤ちゃんは
天からお母さんを選んでやってくる」

という考え方

ここ20年ほどで
産科医・池川 明先生によって
多くの人に知られるようになりました。

でも、池川明先生が
発言するよりもずーっと以前から
言われてきたことなんですよ。

漢方の伊藤真愚先生は私の知る限りでも
いまから40年くらいまえにすでに
このことを2000〜3000年の歴史を持つ
漢方の伝統的な胎教から引いて
書いています。

シュタイナー教育に関心がある方なら

シュタイナーも

「天から赤ちゃんが親を選んで
降りてくる」

と言っているのをご存知と思います。

今、初めて聞いたとしても、
いいんです。

妊娠の前にまず

「願いを込めて
天から赤ちゃんを呼ぶ」というこの方法

「偶然の結果 赤ちゃんができた」

より

「天に願って赤ちゃんを授かった」

の方が

素晴らしい妊娠のスタートを切れると
思いませんか?

で、そこから始めるには
妊娠前からスタートする必要が
ありますね。

これで
「未来のママのレッスン」は

胎教の先取りなんですよ
と言った意味が
わかっていただけましたでしょうか?

「赤ちゃんが来やすくなる
心とからだの準備を進めつつ
天から赤ちゃんを呼ぶ」

というのが

「未来のママのレッスン」なのです。

では、つぎは

赤ちゃんを迎える
心とからだの準備

についてお話しますね。

浅井あきよでした。

クリスマス・ミサに行ってきました

2015年12月24日
カトリック神田教会

カトリック神田教会

 

12月24日、ベビ待ちさんと
神田教会のクリスマスミサへ行ってきました。
(堂内撮影禁止のため、写真は貼り紙といただいたカードから)

kandachurch02

ミサは、音楽に満ちていて、聖なる空間にからだごと浸り
すばらしい時間を過ごしました。

 

信者でない人への案内も行き届いていて、
初めてでも、とまどう事なく参加できました。

 

参加した方の感想
『一人では敷居が高いところへ安心して来ることが出来ました』

『少人数なので、聞きたい事もいっぱい聞けました』

『ドームの天井を見上げた時ふと子宮を連想しました』

『特別な、豊かな時間を味わいました』

『すばらしい、音楽会に行った以上の
満足感です』

kandachurch03

カトリック神田教会さま、ありがとうございました。

 

聖堂を出たところで、教会員の方々からの
温かい紅茶のサービスもあったのですが
次の予約時間の8時に近づいていたので辞し

歩いて5分
近道の、急な階段(男坂)をあがって到着した
トラットリア・レモンでは
すてきな空間とお料理でリラックス。

christmas_tree

 

ここでも、質問に答えたりして
「心もおなかも満たされました。」
といわれました。

 

希望者があれば
また来年も行きたいと思っています。(浅井あきよ)

冬至とクリスマス

2015年12月12日

12月に入ったと思ったら、もう月半ばですね。

今、私の机の上では、ゆずが
すがすがしい香りを放っています。

おもわず胸の奥まで深く息を吸いこみました。
からだがすっきりしてきます。
yuzu

ゆずといえば
冬至のゆず湯。
22日が冬至です。

先回は、クリスマスを待ち望む
アドベント(待降節)の事を書きました。

クリスマスの行事は
キリストであるイエスの誕生を祝うものですが
キリスト教以前に、もともと冬至を祭る行事があって
それと、クリスマスが重なったという説もあります。

ゲルマンの古代信仰では、
大地の女神が、人間が一年の終わり
(冬至=一年で夜がいちばん長い日)までに
やるべきことをやっていないと
怒り狂って嵐や悪霊を地上に呼ぶ、
のだといいます。

冬至まえのこの時期は、その一年を締めくくる時
期日までに、リセットするときというわけです。

日本のお正月さん(歳神さま)を迎える、
そのためにきれいにお掃除をするというのと
似ているようでもあります。

時間軸は一直線ではなく
回転しくりかえす。
ゼロに戻る、新しくなる機会が用意されている。

年末をそんな風に、私は受けとっています。

浅井 あきよ

「待ちのぞむ」待降節(アドベント)

2015年11月24日

「へその緒の会」の浅井あきよです。

街には、クリスマスの飾りが見られる季節になりました。

クリスマスほどには知られていないのですが
クリスマスを(神の子の降誕を)待つというのが
アドベント(待降節)です。

クリスマスの4つ前の日曜日が第1アドベントで
今年は11月29日(日)
第2アドベントが12月6日
第4アドベントが12月20日となっています。

一週間、一週間その日が近づくのを待つ。
そこまで指折り数えてその日を待つ、それがアドベント。

アドベントカレンダーと言って、1日ごとに開けるカレンダーもあります。
(開けると可愛い絵とか、小さなプレゼントが出てくるものも)

私がアドベントの事を初めて知ったのは
2001年12月、ドイツのニュルンベルグに3週間の
シュタイナー教育の研修に参加した時です。

「賢治の学校」主催で、20名弱の日本人のために現地の先生が講義。
すべて、鳥山雅代さんの日本語通訳付きの、
とても中身の濃い研修でした。

アドベントに話を戻しますね。
ろうそく
モミの枝葉で飾ったろうそくを4本立て
第1アドベントには1本灯し

第2アドベントには2本灯し
というように増やしていく
この飾りをよく見かけました。

ニュルンベルグの町の中央広場ではクリスマスマーケットが
第1アドベントの日から始まってました。
クリスマスマーケット
クリスマスマーケットは、
小屋掛けの店が並び
クリスマスの飾り(吊るすもの)
ろうそくはじめ、いろんなものを売っていました。

飼葉桶に眠るおさな子イエスとそれを見守るマリアたち。
三賢人や動物たち、上の方には星や天使
という立体的な飾り
これも、色々なところで目にしました。
イエス誕生

この「待ち望む」気持ち
生まれてくる赤ちゃんを待つ気持ち
良きことが、未来に起こることを確信して待つ
これって、すてきなことだなあ、と思うのです。

でも2千年も前の、聖母マリアは
どのような思いでその時を過ごしていらしたのでしょうか。

救い主が産まれるという予言に、
王様から
「この期間に生まれる子はすべて皆殺しにせよ」とのおふれが
国中に出ていたのです。

なんと、おそろしい命令でしょう。
臨月のおなかを抱えて、
マリアとヨゼフは泊まる場所を探すだけでも
容易でなかったでしょうね。

そんな中で、子どもをまもり、産むという事は
どんなに、たいへんなことであったでしょうか!

神さまから選ばれたマリアの優しく強い心が
うかがわれます。

誕生を祝うクリスマスにあやかって
将来ママになる予定の人たちと(まだ妊娠前でも結婚前でもよい)
クリスマス前夜のミサに行くという小さな催しを計画しています。

都内の教会です。
次回もう少し詳しくご案内します。

早く知りたい方は、baby@heso-no-o.jp
までお問い合わせください。

既におなかに赤ちゃんのいる方は、下記レッスンへ

◆今年の
「へその緒の会」のレッスンはこれだけとなりました。

12月1日(火)浅井あきよ
おなかの中からの子育てレッスン
 

12月15日(火)山内ちえこ
幼児との対話のレッスン
赤ちゃんとの対話のレッスン
おなかの中からの子育てレッスン

12月15日の受付は
1週間前の12月8日(火)までです。

12月1日(火)の申込みは特別に今週金曜日(27日)までです。
お問い合わせが多くなっています。手続きはお早めに。(残席2)

1月から4か月コースのレッスンが始まります。
1月以降のレッスンスケジュールを公開しました。
現在受講している方が継続受講することも可能です。

12月から出産予定日に合わせて
区切りのいい月までの受講申込みもできます。

2015年11月04日


もともと、野口整体やシュタイナー教育に関心があり、
浅井先生も同じと知って参加しました。

つい、いろいろ情報過多になり
あれもしなきゃ、これもしなきゃとなりがちなのですが、
ここで「木になるイメージワーク」や「日想観」をすることで
大事なのは知識ではなく、からだごとの自分の在り方というところに
戻ることができました。

(撮影時:妊娠8か月)

シュタイナーのカレンダー2016

2015年10月24日

「へその緒の会」の浅井あきよです。

そろそろ、
来年のカレンダーや手帳が気になる頃ですね。

シュタイナー教育の学校で行なっている
透明水彩の絵。
この絵を使ったカレンダーがあります。

シュタイナーカレンダー2016_1

シュタイナーカレンダー2016_1


そのカレンダーをご紹介します。
それは、シュタイナー教育の考え方に
共感するところがあるからです。

シュタイナー教育では
「子どもは親を選んで生まれてくる」
という人間観、世界観があります。

私は初めてその考え方に触れたとき
漢方の伊藤真愚先生も
同じように言っているなあ、と思いました。

シュタイナーカレンダー2

シュタイナーカレンダー2


また、
人間の成長を7年ごとに節目があるという見方があります。

まずは子どもの時期

子どもは天から生まれてきて
地上の事を学び、
熱を出したり病気などもしながら
からだを作っていく。
7歳までは、頭というよりは
からだを作る時期である。

という考え方があります。

7歳、14歳、21歳という節目はわかりやすいですが
さらにそれ以降もその年代ごとの
特徴があります。

たとえば
40代以降は
人間は肉体は確かに衰えていくのですが
そこで輝いていくものがある
という考え方に
歳を重ねていくものとしては
希望を感じています。

シュタイナーカレンダー3

シュタイナーカレンダー3

短い文で
十分には言い尽くせないのですが

漢方や野口整体とシュタイナー教育は
一脈通じるものがあると、私は思っています。

学校法人シュタイナー学園のカレンダー

小学校1年生から高校生までの
子どもの絵でつくられています。

ピンと来た方は、実費でお頒けしますので
こちらのフォームからどうぞ。      

フォームが利用できない場合はお問い合わせからご連絡ください。

受付は11月中までですが
カレンダーがなくなり次第、終了します。

子育てはおなかの中から
NPO法人「へその緒の会」浅井あきよでした。