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「生死を物語る」というテレビ番組のはなし

2020年02月07日

先日、スリランカに行ったことを書きましたが

 

このきっかけは

大下大圓師というお坊さんの

研修会に

11月30日と12月1日に参加したことに

端を発します。

 

木下大圓師は

飛騨の千光寺という

円空さんの仏像で有名な

お寺の住職さんですが

 

お寺だけでなく

病院において

お医者さんや看護婦さんと

人生の最期を迎える人に寄りそう

活動もしています。

その大圓師が

2月NHK・Eテレ「心の時代」で

紹介されました。

 

再放送は、2月8日(土)13時から。

 

題して

「生死を物語る(しょうじをものがたる)」

病院で不治の病で

余命宣言を受けて亡くなる方に

寄添う活動をしてきました。

 

ナラティブというのは

ナレーションと同じ語源で

 

その人にとっての物語りを語る。

 

医療の中で

 

患者の物語に耳を片向ける医療

 

「エビデンス ベイスド メディソン」

 

というものが心ある人の間では

注目されています。

 

「物語りと対話に元づく医療」とも

訳されています。

 

この実践を長年

医師や看護師など

医療者と一緒にやってきた僧侶

ということで

大下大圓師が紹介されました。

 

放送の中には

大圓師だけでなく、

先日スリランカに行き

いっしょに14日に帰国した

越山智子さんも出てきました。

ここでは

2019年12月に行われた

「生き方と往き方」という題の講演

の紹介もたくさんされていました。

 

この

番組では、臨床瞑想法のことには

触れていませんでしたが

 

私が大圓師の研修に参加したのは

臨床瞑想法

という名で

医療や福祉の現場で 使える暝想法を

大圓師が編み出して紹介指導しているからでした。

日本の仏教だけでなく

スリランカのテーラワーダ仏教の

修行もした大圓師のまとめた

 

臨床暝想法は

とてもわかりやすく纏めてあり

実用的でもあります。

 

私は自分の行なっている

「木のイメージワーク」が

 

「座禅とは似ているが違うと」

ということを意識していました。

 

大圓師の臨床暝想法は4つの段階に

分かれていて

暝想法の持つ色々な側面を

見せてくれます。

 

そして、

イメージを使う暝想法もあることが

わかります。

 

いままで私の師と仰いだ方々は

既にこの世にいない方ばかり

となってしまいました。

 

発信する者として

自分が独り善がりになっていないか

 

そのためには

良き師につくことは大事です。

 

 

生きている先達として

師として

大圓師に今出会えたことは

大変ありがたいことと

思っています。

 

 

実際にお会いしたのは

11月末とまだ日も浅いのですが

 

ずいぶん前、

ビハーラという名で

医療の中で活動しているころから

注目していました。

 

私は本当に

で出会うべき人に出会えるという

いい運をもっているなあ!

と感謝しています。

 

 

2月8日13時からの

「心の時代」の番組

是非見てね!と言いたくて

書いた文でした。

 

浅井あきよ・記

シギリアロックに登れました!

2020年01月15日

大変短い1月11〜13日(14日朝帰宅)の

スリランカ行きでしたが

 

シギリアロックは無事登れました。

インターバル速歩の効果はあったようです!

 

 

平野にぽこんと突き出た硬い岩山

地上から195mあるそうです。

 

そのてっぺんには水を湛えた池もあり

昔の王様のお城の跡(礎石だけ)も。

頂上は観光客も多いので

少し下がった

大きな木の陰を選んで

 

大下大圓師を中心に十数名で

座って冥想の時間を持ちました。

 

私は、膝の手術をしていて

正座や深く膝を曲げて座れないので

 

薄い折り畳みの椅子を

ナップザックに背負って行きました。

 

椅子をパタと組み立てて座りました。

 

大圓師が

チーンというチベッタンベルを鳴らして

瞑想スタート。

 

最後も同じベルの合図で

合掌して終わりました。

参加した方は

看護師さん

中に大病院の師長さん

お医者さん

お坊さん

福祉士

地方自治体の課長さん

など

いろいろでしたが

 

現場を持っている方が多かったです。

 

初日は行くだけで1日がかり

 

2日目は仏教系の子どもの家の訪問

(日本に留学したスリランカのお坊さんが

作った)

 

3日目がこのシギリアロックでした。

 

他にお寺と石窟寺院を回るという

かなり駆け足。

 

(あとの人たちは

サルボダヤ運動のアリアトネ師を訪問

というコースでした)

 

私たち短縮コース組は

シギリアで分かれて

ギリギリに夜の空港に着きました。

 

深夜の便に乗り

朝日と同時に成田につきました。

 

浅井あきよ・記

インターバル速歩はじめました。

2020年01月11日

2020年は自ら身体を運んで
出かけて行く年

2021年は迎える年

そんなふうに私自身の
2020年と2021年をとらえています。

早速ですが
今日11日から連休はさんで
スリランカに行ってきます。

臨床瞑想法の先生のグループに参加して
行くのですが
シギリヤロックの上での瞑想というのが含まれていた!

2017年に両膝の手術をして
今ではどこでも歩ける私ですが

山登りなんかしたことがない私の体力で、
階段とはいえ約200mの岩を登れるのか?

と急に気になり、

12月中旬から
「インターバル速歩」というのを始め
今のところ毎日続いています。

サッサカ歩きで3分間、
ゆっくり歩きで3分間、
また速足で3分間、と繰り返します。

最低でも30分(速歩合計15分)以上
週に4回以上、6ヶ月ほど続けると
基礎体力が上がるそうです。

はじめから30分歩こうとか
1時間歩こう、というのでなくて
とりあえず3分歩く。

スマホのタイマーを3分にセットして
速足3分、ゆっくり3分の繰り返しで
どんどん歩いてみました。

そうしたら不思議なことに
30分なんてあっという間、

1時間では物足りなく
1時間半になってしまうくらい
すいすい歩けるんです。

外は寒いですが、まず最初の速歩3分で、
身体が温かくなってきます。

ゆっくりの時には、あちこち
緩めるようにいろんな歩き方を試したり

木や花や鳥を眺めたり
飽きるということがありません。

この時期、東京の日の出は6時50分ごろ
夜明けはその30分くらい前なので
6時20分ごろから歩きだし
近くの水元公園まで行き
日の出を見るのを目標として
1時間をめどに帰ることにして続いています。

私は果たして
シギリアロックに登れるのか?

次には結果報告をいたしますね。

 

浅井あきよ・記