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男の子からだ心と教室~感想~

2022年04月11日

■zoom初体験で少し緊張しましたが、さちこさんの柔らかい口調と優しい声に安心して受講できました。
私の息子は小6の一人っ子です。
ちょうどコロナ渦に入った頃から身体も心も急速に少年へと変化して行き、それまで息子のことなら何でも理解できていると思っていた私でしたが、まるで別人のような時々見せる違う顔に寂しさを感じたり、知らない面に距離を感じたりしながら成長した息子とのかかわり方を模索していました。
一生懸命に考えるほど俯瞰で見れなくなり常に悶々としていたように感じます。

お話を聞くうちに、今のこの思春期は大人になるための大切なプロセスであり、親は今までの息子との信頼関係と愛情を信じてゆっくり待ってあげることが必要なんだと思えました。
性の話も、今日こうして勉強させていただいたことで、息子が必要だというタイミングを見逃すことなく助言してあげられるような気持ちになりました。
せっかく男の子のお母さんになれたのだから、男の子から大人の男性になるまでのプロセスを悩みながらも楽しんじゃおう!と思います。

性行為とは大切な人とのコミュニケーション。
愛情を受けて育った子は自身や相手の性も大切に考えることができるというデータも目から鱗でした。
心が晴れやかになる講座でした。素敵な時間をありがとうございました。
(6年生の母 T.Rさま)2021年11月

■率直に、息子の成長に欠かせない体の変化や(特にマスターベーションのことなど)聞けてよかったと思っています。
私自身はそういったものに恥ずかしさもあったりして講座を受ける前なら息子のそういう変化を肯定的に捉えられず驚いていたかもしれません。

今日、講座を受けてみてその心の準備が少しできた気がします。
あと、お母さん達の質問を聞いていて、本当、子ども達の分だけ違うお悩みや成長のペースがあるのだと改めて思いました。参加してみて本当に良かったです。今日は、時間に押され途中で退出してしまいましたが次回もあれば受けてみたいと思います。
(4年生の母 O.Nさま)2021年6月

男の子からだ教室に参加して

2019年06月14日

6月12日(水)
【男の子からだ教室】が開かれました。

講師は先日の
母と娘の月経教室と同じ

誕生学アドバイザーであり
バースコーディネーターの
なかざわさちこさん

今回は幼児から小学5年生までの
お子さんをお持ちのお母さん方が参加しました。

小学5年生のお母さんは、実際お子さんから
質問されドキッとして応えに困ってしまった
エピソードをお話しして下さり、
小さいお子さんのお母さんは
「なるほど~心の準備ができたました!」
と笑顔でかえして下さいました。

異性のからだのことなんて
保健体育の授業でかじっただけで
知らない事だらけ。かといって、
お父さんに丸投げもできませんよね。
子どもと日々過ごす時間が多いのは
お父さんよりお母さんだから・・・。
もしかして、自分の体の変化を自然に
話しやすいのはお母さんだったりする?
だったらもっと知っておかないと!

この【男の子からだ教室】では
男性のからだの発達変化を教えてもらいながら
子どもへの対応の仕方の学べます。

へその緒の会
事務局スタッフ・かずのこ 記

参加した方の声をここに紹介いたします。

■男性の性のことを全く知らなかったんだなと知識不足を感じました。参加させていただき、本当によかったです。
(年少男子の母)

■性についての質問に答える心の準備ができてよかったです。
(小学3年生男子の母)

■性に対して話をしていこうと思えるようになりました。赤ちゃんの頃を思い出し、優しいお母さんに戻らないとと思えました。
(小学5年生男子の母)

■命の大切さを改めて思うのと、生まれてきてくれたことに感謝。性の伝え方が少しわかったのでこれから少しずつ息子たちに伝えて行けたらとおもいます。
(小学5年生男子の母)

■「こんなことを聞かれたらどう答える?」のワークショップがとてもよかったです。なるほどと思うことが多かったです。
(小学1年生男子の母)

■まだ経験していないような男子あるあるを他のお母さま方から聞けてよかったです。聞かれてどう答えてよいか分からないことについて、たくさんヒントをいただきました。
(小学1年生男子の母)

■とても勉強になりました。自分自身が学んでどしっと構えていることが大事だなと感じました。
(小学1年生男子の母)

■性的なことひとつでも本や図鑑、親からの言葉などいろんなアプローチがあるのだなと感じました。家の中で聞かれたことをそのまま外で質問したりするんじゃないかとドキドキしていました。自分の心持ちが変わり、説明できるようになることで、どんな時でも答えられると思いました。
(2歳男子の母)

■赤ちゃんの誕生の実演に感動しました。子ども(小5)にも見せたいとおもいました。
(小学5年生男子の母)

■私自身が、心や体の成長についてきちんとした知識を持っていなかった(わかっているつもりだった)こともわかり、今後息子の成長を受け止めていくために学べてよかったです。男子の成長についていけるか不安でしたが、心づもりができました。
(男子の母)

■情報があふれた社会に出てゆくわが子が直面するであろう漠然とした不安がありましたが、これから起こりうるであろうことに対処していく母の覚悟ができました。
(小学5年生男子の母)

【男の子からだ教室】次回ご案内はこちら

男の子からだと心教室

栗の花の匂い

2018年05月12日

「へその緒の会」の浅井あきよです。

新緑も季節、
木の花がいろいろ咲く季節ですね。

くすの木は、もくもくと盛り上がるように
新芽が萌えています。

先ごろ、どこからか
この匂いは栗の花かな?
という匂いが漂っていました。

よく見ると
それは、しいの木でした。

クリーム色の細い、
ふさふさの紐をさげたような
花が咲いていました。

白いけむしみたいと言った人もいます。
(栗も同じような花です)

しいの実も「どんぐり」の一種
くりも仲間なんだなあ、と思いました。

花の香というと甘い香りを想像しますが
しいや栗の花の匂いは青臭い。
精 液 の匂いに似ていると言われます。

 

でも、こうしてブログに書くのに
私でも、ちょっと躊躇がありました。

たとえば、卵子の話や
受精卵の話をするのは
そんなに抵抗はないのですが。

この違いは何だろう?

 

6月には、
女の子とお母さんが一緒に参加する
【母と娘の月経教室】があります。

そして、同じ6月に
男の子のお母さん向けに
【男の子からだ教室】がありますよ。

こちらは「お母さんだけ」の参加です。

すでにお母さんになっている女の人も
「男のからだの仕組み」について
学ぶ機会は、全くと言ってもいいほど
無いのですよね。

だから、
女の子に初めての月経があるように

男の子に
「精 通」という現象があった時、
お母さんは、もしその事実を知っても
どのように対応していいか
戸惑ってしまう人が多いのです。

(ほとんどの男の子は
お母さんに報告はしないでしょうが)

 

「精 通」とは、
初めての「射 精」のこと。

本人である男の子も、
自分のからだの変化に
びっくりしたり、
戸惑ったりしていることでしょう。

その時期の男の子は
とても、デリケートな時期です。

お母さんの(たとえ悪意はなくとも)
心無いコトバや態度に
傷ついてしまうかもしれません。

でも、人間形成の上で
胎児期、乳児期とともに、とても大事な時期。

 

「性」の能力が開花するこの時期は
好きな人のために命をささげてもいい、
というような感情が芽生える時でもあります。

具体的に目の前に好きな人がいなくても
理想に向かって
自分の命を懸けるような
今までより大きな世界
自分を超えた何かに目を向ける時期でもあります。

世の中の矛盾が許せない!と感じる時期でもあり

身近な人にも、
容赦のない批判を向ける時期でもあります。

人類のため
というとオーバーに聞こえるかもしれませんが

弱いものをかばう気持ちなども
芽生える時期でもあります。

そして、なにより
自分だけの誰にも干渉されない空間を求めます。

これは、自立に向かう
成長の一過程です。

 

でも「扱いにくい」時期でもありますね。

そうなってからよりは
その前のもう少し子ども子どもした時期に

事前にお母さんも学習して
生理的な仕組みや
これから起こる可能性のあることについて
心準備をしておくほうが、いいですよ。

まだ、子どもだなあ、
可愛いなあ、というところが残っている
小学生のうちに
お母さんが「今だからできること」
をしておくのは大事です。

こちらの教室
男の子の年齢・学年は幅広くとっています。

小学校4年生だけとは言いません。

 

この
【男の子からだ教室】
小学生の男の子のお母さん向けです。
(子どもではなく、お母さん向けですよ)

講師のなかざわさちこ先生は
今まさにリアルタイムで中学生と小学生の男の子
それと女の子の子育てをしているママです。

誕生学協会で学び
誕生学アドバイザーになって12年

毎年、足立区立の中学生に
誕生学を届ける活動もしています。

ぜひこの機会に、
男の子からだ教室を受けてみませんか?

または、こんな教室があるよ!
と周りの方に伝えていただけたら
と思います。

今日は、風に乗って漂う
しいの木の花の匂いから

男の子からだ教室の話になりました。

 

そうそう、
月経と対で語られる精通ですが
なぜ「うしろめたさ」のような
語りにくさが伴うのか、、、という問題に

尾木ママこと
教育評論家の尾木直樹氏は 
こんな風に語っていました。

「月経が痛みをもって語られるのに対して
精 通は、快感を伴うことで
当の男の子が罪悪感を感じやすい」と。

うしろめたさの正体は
この辺にあるのかもしれません

 

なんでもオープンであればいい
ということはありませんが、

子どもが一人前の男に変化していくことを
成長の一過程として肯定的に受け止めるという
ことは、大切にしたいですね。

 

(浅井あきよ・記)

12歳男子の悩み

2016年06月19日

おはようございます。

「へその緒の会」の浅井あきよです。

先日、お母さんのための【男の子からだ教室】がありました。

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そこでこんな、質問がでました。

小6の男の子のママから

「もうすぐ夏の校外学習でお泊りするのだけど
今から『いっしょにお風呂はいるのいやだなあ!』
って、何度も言っているんです。

『毛が生えてきたのを見られたくない』って、

なんて言ってあげたらいいですかねぇ。」
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男の子が「男」に変身するとき

2016年05月28日

へその緒の会の浅井あきよです。

この前、「母と娘の月経教室」のことを書きましたら

男の子のお母さんから、聞かれました。

「うちは男の子です。

男の子のからだの変化こそ、
どうやって対応したらいいか、わからないのですが

男の子版はないのですか?」と。

はい、あります。「男の子からだ教室」

karada-01
ただしこれは
お母さんだけの教室で

シャイでデリケートな男の子と
いっしょに聞くわけではありません。

小学校では4年生になると、
男女共修の形で
月経や精通の話しも
授業として行なわれます。

この前、母と娘の月経教室にきた5年生の女の子に
「学校で習った?」ときいたら
「まあ、ざっくりと」なんて答えてました。

「男子なんて、騒いでて、ちゃんとわかっているのかな?」
とも言っていましたよ。

小学校の時代は女の子の方が成長が早いので
4,5学年だと同じ学年の男の子は幼く感じるでしょう。

でも、幼く見えても、
体の内側では着々と大人への準備がすすんでいます。

中学生ごろになって、声変わりしたら、
そこから、なにか対応しようとしても
なかなか、むずかしい!

まだ、子どもだなあ、と思える10歳くらいまでにこそ
お母さんが出来ることがあります。

お母さんにとって
月経は、自分の通ってきた道ですが

男の子の思春期の体の変化は
まったく未知の世界

では、お父さんが導いてくれるかというと、

男の人も触れにくい世界だったりします。

まずは、お母さんとして
どんな心構えでいればいいのか
学びましょう。

そもそも「『精通』ってなあに?」というお母さんもいっぱいいます。

「え?わかんない!」という人は、ぜひ
男の子からだ教室に参加して

まず
知るところから。

その、ことばの意味は知っているというお母さんも
まだまだ未知の世界がいっぱいありますよ。

私も誕生学アドバイザーになる勉強をしました。
なかざわさん7期、大橋里恵助産師と私は8期生です。
(最近31期生が卒業しました)

男の子からだ教室の研修を受けたとき

「へー、そうなんだ!」と知ることが、いっぱいありました。

「男性のからだの仕組みって、
学校でもちゃんと習ってなかったね。」

「正式名称も、ちゃんとは知らなかった。」

「何にも知らないで、結婚して、親になっていたね。」

と受講生同士で、びっくりし合ったものです。

からだ教室とはいいますが
体だけでなく心も含んだからだの話です。

男の子は女の子以上にデリケート!

お母さんの心無いひとことで
深く傷つけてしまうことがないように

将来、自己肯定感があり、
女性も大切にできる
かっこいい男に育ってくれるために

ぜひ、この『男の子からだ教室』に参加しましょう。

まだ小さい男の子から中学1年くらいまでの
男の子のママが
申込みできます。

コチラから

男の子からだと心教室

セックスってなーに?と子どもに聞かれたら

2015年05月04日

「へその緒の会」の浅井あきよです。

5月5日は子どもの日。

もし、子どもにこう聞かれたら
あなたは、どう答えますか?

◆「どうして、パパのおちんちんのそばに、毛が生えているの?」

◆「赤ちゃんて、どうやってできるの?」

◆「生理ナプキンって、なーに?」

◆「セックスって、なーに?」

これは、お母さんのための
【男の子からだ教室】の冒頭です。

男の子からだ教室

男の子からだ教室

こんなことを、ケロリと聞いてくるのは
小学校4年生くらいまでです。

お母さんが質問にうろたえたり
戸惑いから、叱ったりすると

「あれ?この話題は聞いちゃいけないのかな」
と受け取って、口を閉ざしてしまうこともあります。
情報そのもの以上に
その時の<親の態度や感情>を受けとってしまいます。

もう少し大きくなると
友達どうしやインターネットで
情報を集めます。

すると正しい知識や「異性を大切に」というところが伝わらないで
興味本位の、商業的な、
または過激な性情報にいきなりさらされてしまいます。

【男の子からだ教室】に参加して、
その時の子どもの年齢にふさわしい
答え方を、さらりとできるようになりませんか?

一般的に女性は、子どもを生んでいても
男性のからだに関して
きちんと学ぶという機会があまりありません。

例えば
【精通】という言葉が初めての射精を
意味するということ
意外に知られていないのでは?

参加者の感想に、
「息子の事を理解するために参加したが、
男であるダンナさんの大変さも、
今までより理解できた」
と言う声もありました。

【男の子からだ教室】は、「誕生学協会」の
プログラムがベースです。

講師の なかざわさちこさんは
誕生学アドバイザーとして研鑽を積んだ
二男一女の働く母です。

性教育=性交教育
と捉えてしまうと、
難しかったり
恥ずかしがったり
してしまうのです。

誕生学は、
自分が生まれてきたことの不思議さ
いのちを繋ぐ力のすばらしさを中心に
科学的でありながら
感動をもって伝えます。

【男の子からだ教室】は
お母さんだけの参加です。
4年生を中心に
小学校1~6年生が対象です。