蕗の薹の料理、辻嘉一流

2015年03月01日
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「へその緒の会」の浅井あきよです。

つい、この間2015年が始まったばかりと
思っていたのに、なんと もう3月!
早いものですね。

2月28日と
3月1日。
たった1日の違いなのに
何とも印象が違います。

昨日、蕗の薹(とう)を頂きました。
蕾(つぼみ)というよりは花で
鮮やかな若緑色がきれいで、
水にさしてお雛様の前に飾りました。

蕗の薹とおひなさま

蕗の薹とおひなさま


飾るだけではもったいないので
明日は食べることにします。

お勧めの食べ方は、
ざっくり刻むか千切って
梅干を醤油でのばしたもので
和えて、サッと火を通す。
それをご飯かお粥にのせて。

この食べ方は
懐石料理「辻留」の故辻嘉一氏の
エッセイに載っていた食べ方です。

蕗の薹の苦みと、梅の酸味と、醤油。
強い味どうしが調和をとります。

茹でこぼしたり
苦みを抜く必要はありません。

読んで、実際に作って
一度これを食べて以来、私は
蕗の薹は醤油と砂糖で味付けするより
梅肉醤油が合うなあ!
と思ってしまいました。

一度試してみませんか?