赤ちゃんがお母さんのからだの大掃除をしてくれた

2017年10月24日
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21日の「かみさまとのやくそく」上映会とお話会は
満席の参加者でにぎわいました。

映画の後のすみれちゃんと羽生ゆきさんのお話会の中から、
一つだけ、ご紹介しますね。

 

すみれちゃんが映画の中で
お母さんのおなかにいた時
「お母さんがびょうきだったから、
えいようがあんまり入ってこなくって」
という話をしています。

 

お母さんの側から
その話をしていただきました。

潰瘍性大腸炎という
難病にかかっていたのだそうです。

お医者様の話では
死も覚悟するくらいだったそうです。
(それ以前にも、いろいろな病気になり
臨死体験もしている)

今は元気になってよかったですね。
というと

 

「すみれちゃんが生まれることで
大掃除をしてくれたようで、
すっかり良くなりました」
とのことでした。

 

ご自身だけでなく、
妊娠出産を機に、
今までの病気が治ってしまう
という例を
他にもいくつか見ていると
いうことです。

赤ちゃんは、時に
お母さんのからだの大掃除をしてくれるようですよ
と。

 

ところで
なぜ、こんなにも、
私がこの映画をお勧めするのか
その時はお話ししそびれましたが、
その理由を書きますね。

 

一つは、
「おなかの赤ちゃんはすでにこの世に生きている人で
いろんなことがわかっている。
だから、おなかの赤ちゃんに気持ちを向けて
語り掛けて育てようね。」
ということを知ってほしい。

 
もう一つは、
「まず、自分を好きになるところから
始めようね。」
という
 
この2つを
伝えてくれている映画だからなのです。

 

おなかの赤ちゃんに語り掛ける
おなかの赤ちゃんに耳を澄ます
それが大事と分かっていても

もしそのベースが
「自分はきらいだ―!」
「どうか私に似ないで!」と思ってするとしたら、
育児はとてもつらくなる、から。

 

「自分を好きになってする」
そこのところは、とても大事。

 

がんばっているおかあさん
がんばっている大人ほど

笑うとか喜ぶということを忘れて
がんばれ、がんばれで苦しくなっているから
一度、原点に返ってみようね。

 

まず自分を大切にしてね。

 

そんな気持ちもあって、
この映画をお勧めしています。

 

 

21日の
すみれちゃんのお話会では
ハイハイの赤ちゃんたちが、
すみれちゃんのほうに、
どんどん近寄って行って

 
ああ、お話しているのだな、と
いうシーンが、何度も見られました。

 

(浅井あきよ・記)