生まれたとき、助産師さんにお尻をたたかれて痛かった!

2016年07月16日
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「へその緒の会」浅井あきよです。
ブログ ご無沙汰してしまいました。

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タイトルは
映画「かみさまとのやくそく・新バージョン」のなかで
8歳の女の子すみれちゃんが、生まれた時の記憶
「泣かなかったので、お尻をたたかれてとても痛かった」と
語っていることばです。

胎内記憶の池川明先生と何人かの子どもたちのインタビューで構成される
この映画、なぜ、「へその緒の会」で上映会をするのか?

この映画の中で
何人かの子どもが、生まれたときの記憶や、おなかの中に居たときの記憶
また、おなかに入る前のお母さんを選んだ記憶、などを語っています。

胎内記憶の第一人者・産科医・池川明先生がこう言っています。

おなかの中の赤ちゃんが何でもわかっている存在と思うか
未熟未発達で何もわからないと思って妊娠中を過ごすか

これによって、お母さん、お父さんの行動も変わってきますね。

どうせ、わかんないと思う人は、そう思いたい何かがあるんです。

でも、赤ちゃんが何でもわかっていると思って何か不都合はありますか?
ないですよね。

赤ちゃんが何でもわかっていると思って生活していると
自然と穏やかな生活になりますよ。

そうやって妊娠中を過ごしたお母さんは

お産も穏やかにスムースに行くことが多いのです。

もう、なんだか当たり前のように思っていることですが
そうそう、このように言葉にしなくては伝わらないことがあるのだよねって
あらためて思います。

わたしが、「へその緒の会」を開いているのも
おなかの赤ちゃんは何でもわかっているよ。

その赤ちゃんを大切に、ウエルカムしようね、って言うことを伝えたいからなんです。

この映画では
池川先生は、もちろんいろんな例を出して語ってくれていますが

出て来る子どもたちの話がすばらしい!

この映画、同じ題名ですでに公開されていましたが
2016年4月、新バージョンになりました。

この話のすみれちゃんのところは、新バージョンになって加わりました。

この、すみれちゃんのメッセージがすばらしいのです。

インタビューは「大きくなったら助産師さんになりたい、」という話から始まります。

おなかの様子が見えたり、話したりができるすみれちゃんは
最初、それは誰にでも出来ることなんだと思っていたそうです。

それが、お母さんと話していたとき、ふつうの人はわからない
ということを知って、じゃあ、私はやっぱり助産師さんになろうというのは
よかった。
だっておなかの赤ちゃんと交流できる助産師さんは少ないだろうから、、、
と思ったそうです。

先ほどの自分の産まれてきたときの話や

おなかの中にいたときお母さんが読んでくれた本の話

などもありますが

すみれちゃんはどうして、ふつう忘れてしまうことを覚えているのだと思う?
という質問に

「人に知ってもらうため、伝えるために」と
自分の使命をはっきり自覚して答えています。

さらに、一番伝えたいことは?
「せんそうとか、しないように、、、、」という言葉があり

そこで質問者が「戦争はいけないこと?」ときくと
「いけないこと!」と即座に
「だって、いのちがなくなってしまうから」

このあたりのやり取りは、
実際に見ていただきたいです。

最後のほうのすみれちゃんからのメッセージを
子育てしている たくさんの方にぜひ聞いていただきたいです。

「大人は自分が子どもを育てていると思っているけど
たしかに、お世話しているのは親だけどじつは、お母さんを育てているのは、、、」

というところは、
ぜひ、すみれちゃんの言葉で聞いていただきたいです。

「かみさまとのやくそく」公式ホームページから入ると
短い予告編が見られますが
これだけでは、この映画の良さを伝えているとはいえません。

女の子3人でお空の上の世界での「かみさま」について
ころころ、笑いながらお話しているまん中の子がすみれちゃんですが

ちゃんと押さているところは押さえています。

お母さんのおなかに入る順番を決めるときにどうやって決めるの?の質問に
お友達が「じゃんけん」というと
「じゃんけんなわけないでしょ、からだがないなんだから!」と
つっこみを入れています。
そう、たましいの状態だったという話がその前にありました。

ここで無邪気に笑い転げているすみれちゃんですが
映画の後半では、驚くほど深ーーい話が
語られます。

それは、天に近いところに居たことを忘れていない、いまも天とつながっている子どもから
わたしたち大人へのメッセージであり
励ましの言葉でもあります。

「自分を大事にしてほしい。
自分はきらいだーとか言う人もいるけど
自分も大事なひとつの命。」

「まず自分を大事にしたほうがしあわせになれる」

わたしは、文字にしながら
これでいいのだろうか?

すみれちゃんの言うニュアンスを忠実につたえているだろうか
と思ってしまう。

文字にすればそれまでだけで

8歳の女の子が、語っているのですよ

なんの下書きもなく、湧き出す言葉で。

やっぱり、これはこの映画を見てもらうしかない。

そんな風に思ってしまうのです。

上映会情報はこちら
https://www.heso-no-o.jp/event/eiga/

そのすみれちゃんが、7月23日、午後
なんと「へその緒の会」の虹のへやに来て
お話してくれるというのです。

こんなチャンスを見逃す手はありません!

すみれちゃんへの質問の時間もありますよ。