ブログ
2016年03月09日
浅井あきよです。
へその緒通信13号(2016.3.10発行)に、
参加者の声として
43歳で二人目を妊娠し、44歳で出産した
K/Hさんの文を、ごく短くして載せました。
「続きは、ブログで」と書きました。その全文をご紹介します。
これは私の本「おなかの中からの子育て」にも載っている話です。
(本より少し、短くなっています)
当時、未妊の方のコースがなかったので
K/Hさんは、ママ向け月経教室や、
おなかの中からの子育てレッスンに妊娠中の方に混ざって
参加していました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
授かる前から始めた胎教
私はいま、二人のこどもを育てています。
30代は仕事が楽しくて、考えるのは自分のことばかり、
39歳で初めて出産しました。
赤ちゃんを授かり、
子育てをすることで世界がどんどん広がり深まっていくことを知り、
もっと早く気付いていたらと思いました。

一人目の赤ちゃんの誕生後、野口整体を知りました。
産後、活元会という身体の無意識下の動きに身をゆだね整える会
に参加するようになりました。
そのうちに、定期的に身体のケアも受けるようになり、
骨盤を整えてもらったこともあってか、
月経周期のリズムが整い体調もよくなっていきました。
二人目の赤ちゃんを望む気持ちが強まっていたものの、
なかなか恵まれず
月経を迎えるたびにがっかりしていました。
年齢もあり、
もう授かることができないのではという恐れが芽生えた頃、
あきよ先生を知り、
胎教は授かる前から、との言葉にレッスンに参加。
「木になるイメージワーク」を体験しました。
大地にしっかりと根付きからだの芯を感じながら
宇宙ともつながっている、豊かな自分に気付きました。
目を閉じて子宮に手を当てて心を寄せると、
黙々とお月さまの周期で赤ちゃんを迎える準備をし続けてくれている
子宮への感謝の気持ちがあふれ、涙が止まりませんでした。
それから、
夫と共に二人目の赤ちゃんが来てくれたらどうしたいかと夢を共有しあい、
写真や雑誌を切り抜き、コラージュを行いました。
同時に三人家族のままだったらということも考えて、
二通りのコラージュを作りました。
どちらも幸せなんだ!と夫婦で思いを重ねることができました。
次の私の誕生日までに赤ちゃんが来なかったら、
きっぱりと今のままの三人家族の暮らしを受け入れようと話し合いました。
太陽のひかりを全身で感じる日想観もよくしました。
ひかりの通り道を身体に作り、おなかにはいつも温かなものがある
という感覚が心地よく、朝日を浴びながらよくやりました。
そうして心がすっきりと整うようになったころ、二人目を授かりました。
妊娠中、あきよ先生のレッスンに通って、
自分の心や赤ちゃんの思いを感じながら過ごすことを教わりました。
日中は上の子との時間を大切にしていたので、
こどもが寝ているうちに早起きして
おなかの赤ちゃんと散歩をする時間を作りました。
出産前夜のこと、夫におなかのマッサージをしてもらっていると
「男の子ですか?」と語りかけた時にキックを返してくれて
「男の子だよ」と元気に伝えてくれました。
「対面はもうすぐかな」と思った翌日に産まれました。
一人目の産後は
赤ちゃんと二人きりの時間が多く、精神的に不安定なこともありましたが、
二人目はたくさんの人に助けてもらえて幸せでした。
産後ドゥーラという産婦のケアをする方にも来てもらい、
主に食事作りを手伝ってもらいました。
心身ともにデリケートな時期に
信頼できるかたが寄り添っていてくれるという安心感に包まれていました。
妊娠中忙しく、
おなかの赤ちゃんに心を向ける時間を作りにくい人などにこそ
「おなかの中からの子育て」を知ってもらいたいです。
きっと、大きな発見や感動があると思います。
2016年02月20日
そろそろ、暖かくなり
風邪引きも少なくなる時期ですが
あなたの周りではどうですか?
子どもが熱を出したとき
熱のことを子どもに、どう言いますか?
熱は困ったもの
悪いもの、と思っていませんか?
親にとって、子どもが熱を出して
保育園に行けなくて仕事を休まなくてはならない
という場合
良い悪いというより、
親としては「困る」というのが正直なところでしょう。
では、子どもが
熱を出すことが一度もなく大きくなるのが理想的なのか?
というと、どうでしょう?
子どもは、生まれ持ったからだを
特に7歳までは、熱を出したり
病気をしたりしながら
自分に適ったからだに作り変えている
という考え方があります。
軽い病気にかかって免疫を作ることも
生きる力を作るうえでの大事なことですね。
病気に、なるべくかからないで大きくなってほしい
と思って育てていても
風邪も引かない
熱も出さない
という子はいません。
もしいたら、むしろ心配なくらいです。
子どもだけではありません。
大人でも、
風邪を引くのは
からだを調整しているという見方があります。
風邪も引かないで、
パタッと大病で倒れてしまうよりは
ほどほどに風邪を引いて調整できる人のほうが
健康ということになりますね。
でも、熱が出た状態というのは
決して快適ではないので
子どもの場合
そこで親が慌てふためいたりすると
病気になる自分は弱くていけない、と
子ども自身が
無意識に思ってしまうかもしれません。
子どもなりに、
自分のからだを信頼して育つ
ためにはどうしたらよいか?
我が家では、子育ての時期
こんなことをしていました。
子どもが幼児のころ、熱を出すと
夫は
熱のある子どもにこんな話をしていました。
「今、なおしの小人さんが、
チクチク、チクチクって
一生懸命なおしているからね!
ちっちゃい
見えない なおしの小人さんが
一生懸命働いているから
熱くなって熱が出るんだよ」と。
チクチク、、、、というのは
小人の靴屋に出てくるような
とんがり帽子の小人が
ほころびを縫っているイメージです。

子どもは、お父さんの話に、素直に
「チクチク、チクチク」とまねをしながら、聞いていました。
自然治癒力、などと難しい言葉を使わずに
「なおしの小人さん」と
言ったのです。
メルヘンには、しばしば小人が出てきますが
「見えないけど背後で働いている力」の象徴です。
熱があっても
決して放っておくわけではありません。
このお話で、
熱に対してマイナスイメージを持たない
自分のからだの中の力を信じよう、というメッセージは
子どもの潜在意識に
伝わったと思っています。
浅井あきよ
- Category: ブログ, レッスン, 妊娠中, 産後, 赤ちゃん, からだケア, おなかの中からの子育て, 赤ちゃんとの対話, 幼児との対話, 妊娠初期, 妊娠中期, 妊娠後期
- Tag: 2月, こども, へその緒の会, 発熱
2016年02月05日
(2月2日のレッスン、ゲスト講師、長崎希妃子さんのFBより)
2日はへその緒の会の「おなかの中からの子育てレッスン」で、あきよ先生のイメージワークの後、
産後のことと食についてのお話をさせて頂きました。
昨年からお話させて頂いていますが、今回はリピーターの方もいたので、
新しい話として、産後のパパの変化・おじいちゃんおばあちゃんの変化についても触れてみました。
それぞれのご家庭で心地よい産後を過ごせるよう、何かしらのきっかけとなって頂けたら嬉しいです。
産後ケアに関わっているものとして、妊婦さんとお話できる機会を頂けるのは本当に有り難く、
また、へその緒の会のお部屋がとても落ち着くので訪れる楽しみもあます。

写真は太陽の光を身体の中に取り込む【太陽のイメージワーク】をしているところ。
この前に身体と心をリラックスさせる【木のイメージワーク】も行ったのですが、
どちらも自分の内面とじっくり向き合え、様々な感覚が呼び起こされるので、ぜひ体験してもらいたいワークです。
全8回プログラムで今日は3回目。
次回4回目は2/16、対話師山内ちえこ先生の対話レッスン「おなかの中の赤ちゃんとお話しよう」です。
後半5〜8回は出産に向けてのイメージワークや対話をさらに深めるレッスンとなっています。
その他、赤ちゃんとの対話レッスン・幼児との対話レッスン・
母と娘の月経教室・男の子のからだ教室など、へその緒の会では様々なワークがあります。
ご興味のある方はぜひホームページもご覧下さい。
http://www.heso-no-o.jp
- Category: ブログ, レッスン, 妊娠中, 胎教, 産後, 母乳育児, 赤ちゃん, おなかの中からの子育て, 赤ちゃんとの対話, 幼児との対話, 妊娠初期, 妊娠中期, 妊娠後期
- Tag: おなかの中からの子育てレッスン, へその緒の会, イメージワーク, 産後, 産後ドゥーラ, 食
2016年01月24日
へその緒の会の浅井あきよです。
1月21日は、大寒でしたが
2月3日の節分までの今が
一年中で一番寒いとき。
この冬は、はじめが暖かだったので
このところの寒さがいっそう身にしみますね。

私の子どものころは、
家はすきま風だらけでしたし
今より、冬はもっと寒かったなあと思います。
でも、
暖かいところから急に寒いところへ出たりするほうが
寒さは感じるもの。
暖房が効いている時代だからこそ
温度差で、寒く感じる
というのもありますね。
以下、私の子育て中の話です。
下の子が幼稚園くらいのとき、
自転車の前に乗せて走ることが
よく ありましたが
風を切って走ると寒いのは
自転車をこいでいる親より
じっと乗っている子どものほうかもしれません。
そんな時
「『寒いの、寒いの、とんでけウー!』
と声に出してごらん」
と言っていっしょにやっていました。
「おー寒い!」と言って
身をすくめると
寒さが身の内に入ってきてしまうのですが
「とんでけウー!」と声を出すと
下腹が充実し
確かに寒さから身を守れる実感がありました。
もしよかったら
試してみてくださいね。
写真は
とださちえさんのカードより。
- Category: ブログ, レッスン, 妊娠中, 胎教, 産後, 対話, 四季こよみ, シュタイナー, おなかの中からの子育て, 赤ちゃんとの対話, 幼児との対話, 妊娠初期, 妊娠中期, 妊娠後期
- Tag:
2015年09月17日
9月15日より秋のレッスンがスタートしました。
おなかの中からの子育てレッスン
写真は妊婦さん対象のおなかの中からの子育てレッスン。
初回のみ、浅井あきよと対話師 山内ちえこさんのW講師でした。

妊婦さん向け おなかの中からの子育てレッスン 浅井あきよ講師
お試しで参加された方より、
「イメージワークで肩のコリがとれて、スッキリしてビックリ。
対話はなんとなくお腹に当てた手に、あかちゃんがじゃれてきたような気がしました。
あかちゃんと私の時間をもてる貴重な時間でした。
上の子は実家に預けて通うことにしました。」
と嬉しい感想をいただきました。(ご本人の許可を得てご紹介しています。)

妊婦さん向け おなかの中からの子育てレッスン 対話師・山内ちえこ講師
対話の子育てレッスン
赤ちゃんクラスでは、春に「おなかの中からの子育て」に出られていた方々の再会があったり。
赤ちゃんたちもおなかの中からのお付き合いです。
幼児クラスでは遠く神奈川からの参加者もありました。
ほとんどの方が初対面でしたが、歌や手遊びでママもお子さんもにっこり。
すぐにうちとけていましたよ。
虹のへやは1日とても穏やかで愛に満ちた空気でした。
いずれのレッスンも9~12月のコースになっていますが
途中参加・お試しも可能です。
- Category: ブログ, レッスン, 妊娠中, 胎教, 産後, 赤ちゃん, 対話, おなかの中からの子育て, 赤ちゃんとの対話, 幼児との対話
- Tag: 対話, 対話師, 山内ちえこ, 虹のへや
2015年07月15日
「へその緒の会」浅井あきよです。
ぴかっと、青い空。
まだすこし、梅雨の戻りかと思う
雨の日もあるでしょうが
いよいよ本格的な夏ですね。
もう、ここ葛飾では
蝉も鳴き始めました。

あさがお
続きを読む
- Category: ブログ, 産後, 母乳育児, からだケア
- Tag: βラクトグロブリン, ミルク, 偽母乳, 出張, 出産, 妊娠中, 妊娠初期, 母乳, 母乳出ない, 母乳育児, 毎日新聞, 産後, 産院, 産院選び, 相談